(via co.design)
co.designの最新記事は、インフォメーション・デザインの研究者Francesco Franchiのインタビュー記事だ。彼との対話を通じて、
インフォグラフィック思考(Infographic Thinking)と呼ばれるものが如何に
「なんかいい感じの絵」以上の意味を持ち得るかを説いている。
インフォグラフィックは、クリティカル・シンキングを促し、「読む」という経験をまったく新しいものに変える。 ただ、我々が目にするインフォグラフィックが玉石混交なのも確かだ。
悪いインフォグラフィックは、Francescoが呼ぶところの
「インフォグラフィック思考」が欠けているものだという。インフォグラフィックで重要なのは、『数字と描画を如何に巧く掛け合わせるか』ではない。むしろ、インフォグラフィックを通じて、
『どのようなナラティブ(物語)を描こうとするか』であるのだという。以下が、彼のインタビュー動画だ。
実際、イタリアのジャーナルに寄稿する彼のグラフは、
ひと味違うし、その発言も面白い。
「中身がなければ、デザインで装うことなんて出来ない」「情報を伝える事も重要だし、読み手をエンターテインする事も重要だ」など。
日本でも、統計や社会問題、イラストレーションに精通した「インフォグラフィック・デザイナー」がジャーナルや新聞にインフォグラフィックを寄稿する日は、そう遠くないのかもしれない。
【リンク】
原典: by John Pavlus
Why “Infographic Thinking” Is The Future, Not A Fad - co.design
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