[事例]
Star night project 「震災のためにデザインには何が可能か?」
星を灯す。感謝を星というカタチに。行政やボランティアに頼らずとも、住民同士の助け合いで解決できる問題が多数あるはずです。全員に5枚の☆形カードを配布します。手助けをしてもらった時、親切を受けた時、それを感謝のキモチとして相手に贈ります。カードの表面のシールをはがし、思い思いの場所に貼ります。感謝の気持ちが住民間で行き交うたびに一つずつ、一つずつ星が増えていきます。それが、いずれ真っ暗で不安な夜を照らす天の川となるでしょう。
[問題]
助け合い行動の不足
行政やボランティア頼みの運営
避難所の住民間のコミュニケーション不足はトラブルの種となるのと同時に、互いに助け合うという避難生活には欠かせない行動を阻害してしまう。
精神的にも肉体的にも辛い状況だからこそ、親切、思いやり、感謝の気持ち、助け合いが求められるという点に着目してデザインしたもの。
[デザイン]
感謝を可視化する星形カード
これは4年程前のプロジェクトですが、改めて今見てデザインに古い/新しいはないのだと感じました。
それはおそらく利便性や新しさを追求したデザインではなく、人の行動や気持ちをデザインしたものだからであって、人の感謝する気持ちや行動に古い/新しいはないからなんだろうなと思っています。
このプロジェクトのようにふと心が温まるような、希望を持つことが出来るようなデザインが東北関東大震災のこれからの復興の力になれないだろうかと考えています。
*[参考文献]
*[リンク]
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