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2012/04/18

UIデザイナーを刺激してくれる『折り紙のモックアップ』という方法

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tackのデザイナーJuan Sanchez氏は、インターフェースデザインを叩き上げるためのモックアップ(模型/試作品)に「紙」を使い倒すといいと述べている。

Sanchez氏は、iOSのアプリであるClearPathを引き合いに出しながら、ディスプレイを離れ、紙とハサミを用いて自由に構想をねることが、簡単な方法であり、尚かつ実際の操作にまつわる気づきを得る事ができるのだという。
photo via tack
例えば、clearに見られるアコーディオンの構造は以下の通り。画面下に隠れていく時にどのように見えるのか。引き出すときにどのように指を動かせるか、などと、あれこれ考えながら実際に触れるのがいい。


このように、コンピュータからはなれ、「折り紙の時間(craft time)」を持つ事が、自由な発想をもたらしてくれるのだという。


一方、これをうけ、Co.DesignのライターであるJohn Pavlus氏は「紙だけに留まらなくても面白そうだね。(why stop at paper?)」と述べている。

Pavlus氏の言葉を借りればすなわち、紙だけでなく、粘土やゴム、砂といったモノが、UIデザイナーを刺激し、ガラスの画面という制約を超えた発想をもたらしてくれるのではないだろうか。
Sanchez shows that origami models can afford UI designers all kinds of useful insights, but what about other tangible materials like clay, rubber, plush, sand, or ink? If touch is the future, the physical world is overflowing with inspiration for UI designers who are willing to simultaneously accept the limitations of "pictures under glass," and think beyond them. - John Pavilus on Co.Design

【リンク】
Interface Origami - Tack
Using Origami To Mock-Up Ingenious Gestural Interfaces - Co.Design
Path
Clear for iPhone

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